カ(省略)
フライト「ついに、ついにここまでやってきた。
初出場でここまで来れたのも厳しい練習、そしてその練習にも耐えてきたお前たちの精神力のたまものだ」
カミーヌ「(σ。 ̄) お前ら部室でゲームばっかりやってただろ」
フライト「今日の試合に勝てば、わがアーカム高校は初出場にして優勝という輝かしい栄光をつかむことができる。子介、今日の対戦相手のデータを発表してくれ」
子介「はい、今日のチームは長野県代表アースクレイドル高校です。今年初出場のチームです。どうやら今年入部した投手のソンホルト・センカーという選手がとてつもない力を持っているようです。160km/hを超える直球のみで今までの試合すべてを完全試合で押さえこんでいますね。さらに特注のバット。本人は斬艦刀と呼んでいるごついバットで本塁打を打ちまくります」
フライト「ふむ……手強いな。他の選手は?」
子介「はい、捕手のゾフィアは160km/hを超えるその速球を素手で受け止められます。ただ、ほかの選手は雑魚です。センカーさえ攻略すれば勝てます。それができない限り我々に勝利はないでしょう」
フライト「つまり、打つ手なしか」
子介「そうなりますね」
カミーヌ「Σ(゜д゜;) 待て待て待てセンカーさえ攻略すれば勝てるんだろ?今までのよりよっぽど楽じゃないか」
波瀾「じゃあ彼を買収してきます。頼んだぞ、ギャルソン」
ギャルソン「は、まかせてください」
10分後
ギャルソン「すいません、買収しようとしたのですが、『我は悪を断つ剣なり』と言って無視されました」
フライト「なれないことをするからだ」
波瀾「そうですね」
カミーヌ「Σ(´Д`@)お前らの常套手段だろ」
フライト「ではいつもどおり正々堂々と戦うぞ」
一同(カミーヌ以外)「オー!!!」
8回裏 アースクレイドル 102−0 アーカム
カミーヌ「Σ(゜д゜;)おいおいおい他の選手は雑魚じゃなかったのか!?センカー以外にも打たれまくりじゃないか」
子介「ええ、一般高校にとっては雑魚ですが、いかんせん僕らのレベルが低すぎます。僕らが雑魚すぎます」
ひひき「やっぱり俺たち野球に向いてないんじゃないか?」
フライト「俺なんか野球のルール知らないもんね」
カミーヌ「Σ(゜д゜;) おいおいお前らここに来て問題発言連発じゃねえかどうすんだよ!!」
to be continued