『エセ関西人』
B.さかつーに電話する
友達のさかつー(あだ名)に電話しよう。
あいつは確か携帯持ってきてるはずだ。
ぷるるるるる
「もしもし?太郎?今どこにおりまんねや?」
さかつーはエセ関西弁を操る関東人だ。
「おお、さかつー!助けてくれ、バスの荷物入れるとこにいるんだけど」
「・・・詳しくは聞かないけど、大体わかったわ。あんさんいっつも奇怪な行動しますやろ?ははは」
「狭くて暑くて気持ち悪いんだよ。どうにかなんねーかな?」
「バス止めるわけにもいきまへんしなぁ・・・あ、小池が見てはる、切りますな」
「あ、オイ!!」
ぷつっ
くそっ、使えねー。
人に頼ろうとしたのが間違いだった。
やはり自分でどうにかするしかないな。
A.谷屋のカバンに吐く
B.手首を切って気を紛らわす
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