『クレイジーバス』
D.運転席
もちろん俺は運転席に座った。
なぜか反論者はいなかった。
そしてキーは差しっぱなしだった。
「よーし、いくぜぇ!!」
俺はバスのエンジンをふかしゆっくりとアクセルを踏んだ。
・・・・・・
・・・・・・
一時間後、俺たちは山奥にいた。
「(@´ω`)ん?どこだここ」
「おい太郎!てめえ何で運転してたんだよ」
「うるせえな、誰も反論しなかったじゃん!ノリだよノリ」
「どうすんだよ、小池も本来の運転手もいないから旅館いけねえぞ・・・」
「(σ。 ̄) ふーん」
「おい、他人事じゃねえぞ!!」
ここで出てくるのが八百屋の親父である。
「なに、わしにまかせなさい」
「いたのか・・・道わかんの?」
「安心しろ、わしはニュータイプだ」
「Σ(´Д`@)」
というわけで自称ニュータイプの八百屋の親父がバスを運転することになった。
・・・・・・
・・・・・・
30分後、奇跡的に俺たちは旅館に到着した。
「助かったぜ、親父!!」
「ありがとうございました、おじさん」
「おじさんがいなければどうなっていたことか・・・」
と八百屋の親父はみんなに激しく感謝されていたのに対し、
「もう太郎死ね」
「いらんことすんなよボケ」
「もう帰れ」
と俺は散々な言われようだった。
さて、俺たちのクラスは遅れて到着したのでとっとと飯を食わなければならない。
だが、俺は偏食家なので嫌いなものがたくさんあった。
どうする?
A.谷屋の皿に嫌いなものを移す
B.残す
C.飯を食わない
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